栢原 陽子

コーチを目指した理由

経営者や個人事業主の方々の支援をさせていただく中で、アドバイスをしても結局行動に移すかどうかを決めるはクライアントさん自身であり、全ての結果を相手に委ねていることに難しさを感じていました。

その頃に相談したコンサルタントの先輩からは「クライアントさんが動くかどうかはクライアントさんが決めることで、私たちは結果に責任を持つ必要はない。アドバイスを伝えれば良い」と言われたことがあり、もっと何か方法はないんだろうか……？と思っていた時に出会ったのがコーチングでした。

最初はクライアントとしてセッションを受けていたのですが、思考が整理されモチベーションが上がり、目指していた目標よりも高い目標にずっと早くに到達できたこともあり、「人は教わるよりも気づくことで動く生き物だ」と考えるようになりました。

もともと自分の話をするのが苦手で人の話を聞くのが好きで、相手が話をすることにより元気になってくれることに魅力を感じていたこともあり、コーチングの技術をもっと学びたい、と思うのに時間はかかりませんでした。

私が体験したコーチングの効果はこちらでもご紹介しています。

コーチとして大切にしていること

3つあります。

1つ目は、バランスのとれた支援をすること

経営に関して言えば、売上で悩んでいたとしても、「必ずしも売上が上がれば良い」とは言えない、という意味です。残業を増やして売上を上げる、ブラックなことをして売上を上げる、など心地よくない方法で売上だけを上げても、いつかしわ寄せが来ます。
会社にとって、従業員の方々にとって、財務面、マーケ面、生産面など多面的に見て、全体最適な形で目標を達成する方法を一緒に考え引き出すことを大切にしています。

2つ目は、自分で自分を育てる技術を身に着けてもらうこと

コーチングの最高のゴールは「コーチングが不要になること」です。
自分で目標とアクションプランを決めてモチベーション高く進めていくことができれば、コーチングなしで理想とする自分や人生にどんどん近づけます。コーチングは目標達成や成功、マネジメントのためのツールです。コーチングを受けるだけでなく、クライアントさんご自身でも使えるようになってもらうことで、人としての成長を促せると考えています。

3つ目は、コーチとして学び続けること

「経験しなければわからない」という人と、「経験よりも理論が大事」という人がいます。
ヨガインストラクターをしていた当時、「経産婦（妊娠・出産をしたことがある人）じゃないと、マタニティヨガや産後ヨガは教えられない」という意見がありました。一方で、出産経験のない産婦人科の先生が「自分のたった1回や2回の出産経験だけを基準にマタニティヨガや産後ヨガを教えるのは危険すぎる。科学的に体を学んだ人だけが提供してよい」と言われていました。
「結局、どちらも大切なんだなー」と思っています笑。

実際、セッションから得る学びもとっても大きいですし、現在通っている心理学の学びから得るものもとても大きいです。関わってくださった方々に対して、少しでも多くお力になれたらと思うので、これからもコーチとして学び続けることをお約束します。

こんなお悩みのお力になりたい

父親が中小企業の経営者であり、ベンチャーやスタートアップ企業が好きだったこともあり、これまで多くの経営者の方々と接してきました。各ステージで異なる悩みを抱えていらっしゃると思います。昔会社員だった頃、「社長がそんなこと言って良いの？！」と思う悩みを聞いたこともありますが、当時は見えていなかった背景も今ならわかるし、何かお力になれるのでは？と思えます。

私は、「経営者がこんな悩みを抱えているって言っていいんだろうか？」など「人には話しにくい」と感じている悩みを安心して話してもらえる存在でありたいと思っています。

「変わりたい」「成長したい」「なんとかしたい」という気持ちがあれば、人は必ず変われます。まずはお気軽にご相談ください。

学歴・保有資格

• 武蔵野大学 通信教育部 心理学専攻（2024年〜）
• 中小企業診断士（2022年〜）
• 認定経営革新等支援機関
• 2021年：国際コーチング連盟認定コーチ（ACC）取得
• 2021年：サーチ・インサイド・ユアセルフ（SIY）修了
• 2017年：クリシュナ・グルジ氏によるヨガ哲学指導者養成講座 修了
• 2009年：全米ヨガアライアンス認定講座修了