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セルフコーチングのやり方を徹底解説!目標達成に向けたアクションの増やし方

この記事では、NUDGE consultingの代表 栢原がセルフコーチングのやり方についてご紹介しています。私はこれまで、第一子が生後半年のときから国家資格の勉強を始め、個人事業主として仕事をしながら取得、その後、運動経験0のところからフルマラソンに挑戦し半年で無事5時間半で完走。今は法人化して事業を拡大している所です。

「どうしてそんなに頑張れるの?」「目標を立てて達成していく方法を知りたい」と聞かれることが多いので、まとめてみました。

こんな方にオススメの記事です

  • 目標にコミットして進められる自分になりたい方
  • コーチングを受けたことはあるけれど、高いので自分で自分にできるようになりたい方
  • どうしても達成したい目標がある方

セルフコーチングとは何か?

セルフコーチングは、コーチングを自分自身に行うことを指します。つまり、誰かにコーチを依頼するわけではなく、自ら目標を設定し、自己成長や問題解決を進めていくためのツールです。セルフコーチングは、日常の生活や仕事において自己成長を促進し、モチベーションを高めるための強力なツールとなります。

栢原陽子

私が国家資格に合格できたのも、フルマラソンを完走できたのも、法人化して頑張っていけるのも、全てセルフコーチング力を学んだ後の出来事です。

コーチングの効果を実感している方は多いと思いますが、コーチングは基本的に1on1で行うものなのでお値段もなかなかです。コーチのレベルや分野にもよりますが、1回1時間あたり安くて5,000円〜、エグゼクティブ・コーチングともなると1時間で20万円を超える場合もあります。自分にぴったり合うコーチが見つかった場合、新たな可能性を引き出してもらえたり、モチベーションが上がったりと、金額以上の価値を感じてもらえるので、コーチングは注目されています。

一方、その金額ゆえに「継続的にコーチを雇うことは高い・難しい」と感じている方も多いと思います。

そんな方にオススメしたいのが、この「セルフコーチング」です。コーチングを受け続けるのが難しい方には、セルフコーチングを習得してもらえれば、目標達成に向けて自分で解決できることが増えます。

栢原陽子

実は、コーチングを受け続けている方にもセルフコーチングは学んでおいていただきたい手法です。コーチングセッションの合間にモチベーションが下がってしまったことはありませんか? セルフコーチングができれば、セッションの間でもモチベーション高く前に進んでいくことができ、コーチとのセッションの時にはさらなる発展の話をすることができます。

セルフコーチングの魅力は、何よりもその手軽さにあります。自分自身のコーチとなることで、自己理解を深め、より良い結果を生むための手段を持つことができるのです。

セルフコーチングのメリット

セルフコーチングのメリット
セルフコーチングの大きなメリットは、自分自身で成長をコントロールできる点です。次のような効果があります。

  • 最速での自己成長:セルフコーチングを実践すると、自分の目標に向けてより効率的に行動できるようになります。コーチングの基本原則を使って、自分自身の成長を計画的に進めることで、短期間での成果が期待できます。
  • 自信とモチベーションの向上:セルフコーチングを続けることで、自己管理能力が向上し、達成感を得られるようになります。これが自信を高め、さらなる行動へのモチベーションを維持しやすくなります。
  • ストレス管理と自己理解の向上:自己分析を繰り返すことで、ストレスの原因を見つけやすくなり、より効果的な対応が可能になります。また、自分の強みや弱みを理解することで、日常の選択や行動が的確になります。
  • 費用がかからない:セルフコーチングは、外部のコーチに依存しないため、コストがほとんどかかりません。自分のペースで進めることができ、時間や場所にとらわれない点も大きな利点です。

セルフコーチングのやり方5ステップ

コーチングの具体的なステップ

ここでは、セルフコーチングを実践するための基本となる5つのステップを紹介します。

セルフコーチングのやり方:1ー目標を明確にする

セルフコーチングの最初のステップは、明確な目標を設定することです。目標が漠然としていると、行動も定まらず結果が出にくくなります。ここでは、SMARTの法則を活用しましょう。

SMARTゴールのフレームワーク

  • Specific(具体的):目標はできるだけ具体的に設定します。例えば、「売上を増やす」ではなく「前年比120%にする」といった具体性が必要です。
  • Measurable(測定可能):進捗を測定できるようにします。例えば、売上の達成度や、見込み客の数など数値化できることが大切です。
  • Achievable(達成可能):自分にとって達成可能な目標を設定します。無理な目標はモチベーションを下げる原因になります。
栢原陽子

達成できる可能性が50%を超える目標は「簡単過ぎてやる気がでない目標」と言われ、達成可能性が50%を下回るも目標は「難しすぎてやる気がでない目標」と言われています。ちょうど50%でやる気を引き出せるような目標を考えてみてください。

  • Relevant(現実的):自分の価値観や目標に合った現実的な目標を設定します。
栢原陽子

その目標を達成することで、その先にどんな景色が待っているのか。何が実現するのか。その景色は本当に自分が得たいものなのか、を考えてみてください。

  • Time-bound(期限付き):目標に達するための期限を設定します。期限があることで行動に集中しやすくなります。

セルフコーチングのやり方:2ー現状のリソースを確認する

目標を設定したら、次に自分の現状を把握する必要があります。
主に以下の2点について考えてみてください。

  1. 目標に対する今の自分の立ち位置
  2. 最初に設定した目標を100点とした場合に、今自分が何点の場所にいるのかを考えてみましょう。点数は低くても高くてもどちらでも気にする必要はありません。ただ、自分の中で「今、何点くらいのところにいると、自分は思っているんだな―」というのを客観的に把握してください。

  3. 現状のリソースを確認する
  4. 次に、先程つけた点数に対して、なぜその点数をつけたのかを「あるもの」に注目して考えてみてください。

    この時、「◯◯ができていないから」といった減点法ではなく、「◯◯ができているから」「◯◯な状態にあるから」「◯◯な気持ちになっているから」など、あるものに注目して考えましょう。その、「今あるもの」が、次に進んでいくためのリソース(資源)になってくれます。

セルフコーチングのやり方:3ー複数のアクションプランを考える

目標を達成するためには、具体的な行動計画を立てることが重要です。
今の点数から、100点の目標に向けて、5点、10点と加算していくには、どんなアクションをとれば良いかを、できるだけたくさん考えてみましょう。この時、なるべく具体的なプランを考えます。

例として、次のようなプランを立てることができます。

  • 毎日/週次のタスクを決める:目標に向けて小さなタスクを設定し、日々の生活に組み込みます。
  • 進捗を確認するポイントを決める:週ごとや月ごとに振り返りの時間を設け、計画が順調に進んでいるかを確認します。
栢原陽子

可能な限り、たくさんのアクションを書き出したら、どれをやると効果的に目標達成に近づけそうか、またはどれをやってみたいか、といった視点から、書き出したアクションに対して「やる」「やらない」または優先順位、着手する順番を決めていきます。

セルフコーチングのやり方:4ー小さな目標に再度SMARTの法則を

どのアクションを実施するかを決めたら、再度1のSMARTの法則を使って、小さな目標に変えていきます。

  • Specific(具体的):誰が見てもやるべきことがわかる内容になっているか
  • Measurable(測定可能):アクションを実行したことがわかるかどうか
  • Achievable(達成可能):SETP1でたてた目標に関連しているか(これは大丈夫かと思います)
  • Time-bound(期限付き):いつまでにやるのか、だけでなく「いつやるのか」も考えてみてください。

ここまで考えることができたら、順番は異なりますが最後に

  • Relevant(現実的):実際にできそうか

を考えてみてください。

栢原陽子

もし「できないかも…」と思った場合には、「行動するにあたり何がハードルになっているか」「どうすればそのハードルを取り除けるか」を考えてみてください。自分のことを深堀りする中で自分の価値観なども見えてきて面白いですよ。

セルフコーチングのやり方:5ー定期的に振り返る

セルフコーチングは、定期的な振り返りが大切です。コーチがいる場合には、セッションという締切があるため、行動に移しやすいですが、セルフコーチングの場合には、自分で自分の締め切りを守れているかを確認していく必要があります。
計画を実行したら、それがどの程度効果を上げているかを確認し、必要に応じて修正を加えるプロセスが重要です。振り返りを習慣化することで、常に自分の成長を意識し、より効果的な行動を取ることができます。

「いつまでにやる」と決めたアクションに関しては、手帳やツールを使って、締切日には必ず振り返りを行うようにしましょう。

セルフコーチングのためにモチベーションを維持するコツ

モチベーションを維持するコツ

セルフコーチングを長く続けるためには、モチベーションの維持が欠かせません。モチベーションを維持するためのコツとして、次の方法が効果的です。

  • ポジティブなセルフトーク:自分を励ます言葉を意識的に使うことで、困難な状況でも前向きに取り組むことができます。
  • ポジティブな質問をする:特に、行動できない時や思うような結果にならなかった時に「なぜ自分はできないんだろう?」ではなく「どうすれば、もっと行動できるんだろう?」「次はどうしたらもっと良い結果を招けるだろう」と自分に質問してみてください。
栢原陽子

質問は人の思考のクセを変えます。いつも「なんでなんで?」と原因を探っている方は過去にばかり目が向きがちです。「次はどうすれば?」と未来を考える質問を自分に投げかけることで、自然とポジティブな考え方に変わっていきますよ。セルフコーチング

  • 小さな目標達成を祝う:大きな目標に向かう過程で、小さな目標を達成したら、できたことを十分に喜んでみてください。これが次の行動へのモチベーションにつながりますし、「自分は掲げた目標を達成できる人物である」というセルフイメージの構築にもつながります。

セルフコーチングのやり方:まとめ

セルフコーチングは、自己成長を加速させ、目標達成をサポートするための強力なツールです。この記事で紹介したステップを踏むことで、誰でも簡単にセルフコーチングを始めることができます。

栢原陽子

セルフコーチングは自分を育てることですが、そのためには「自分自身のことを深く理解すること」が欠かせません。自分自信と仲良くなり、自分の価値観を大切にする。それができるようになると、本当に自分に合ったやり方で、楽しく目標達成に向けて進んでいくことができるようになります!応援しています。

今日からセルフコーチングを実践し、目標達成に向けて自己を育てる一歩を踏み出しましょう!

栢原 陽子

栢原 陽子

NUDGE consulting 代表 2010年から経営者や個人事業主のブランディングに携わり、コーチングを使った伴走支援を行う。これまでに350人以上にセッションを実施。中小企業診断士

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